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2009年7月22日 (水)

天狗に従う浴衣姿の山伏さんたち

(大井川渓谷ツアーvol.3)
寸又峡温泉の宿で食事を終えて、後は寝るだけ。
ですが外はまだほの明るいし、運良く今日は夜からなんやらイベントがあるらしいので、ちょいと外をお散歩します。

イベント広場がどこなのか分からず、旅館の下駄を履いたまま、こっち?あっち?と徘徊します。
すると、小さな神社におばさんが数人集まりなにやら密談?中。
「ここから始まるらしいわよ?」

その場所でしばらくとどまっていると、たくさんの木の枝や荷物を乗せたトラック。ハッピを来たおじさん方が続々と集まりだす。。。
P1000423
 
すると、神社の中から赤い顔した、鼻の高いあの方が・・・

 
天狗さん登場。
P1000425

木の枝には針金のヒモがつけられ、その先には油を染みさせた布の玉。
そこに次々に火がつけられ、これが松明の代わりとなる。

「天狗山伏大行列」
そんなような名前だったと、多分。。。

寸又峡温泉にこられている観光客の方々が、それぞれの宿の浴衣でそれぞれに松明を持ち、天狗に続く山伏となって、寸又峡の温泉街を練り歩きます。
P1000436
父、母、妻もその山伏の列に連なり、僕はカメラマン役になって、山伏の列に平行してカシャカシャッ!と写真を撮りながら伴走します。
「おおっ、ちょっとキミ、写真撮ってくれるかな?」
浴衣姿の山伏の方が、うしろの奥様と一緒に松明を持つ姿をパシャリ。
「おお~、良く撮れてる撮れてる。ありがとう」
そんなやり取りをしながら歩いていると、途中でも
「どうぞ~、ぜひ参加してください」
と温泉街の方が観光客へ山伏への参加を求めて、松明を配ってます。
「どうぞ~」
「いや~、僕はちょっと・・・」
そこに山伏として参加してた母がちょうどとおりかかり、
「せっかくの催しなんだから、みんなが盛り上げないと」
確かに・・・
泊まらせてもらって、こうやって楽しませてもらってるだけじゃ悪いよな。。。
よしっ!!
タイマツをもらって、僕も山伏行列に参加します。
持ってみると、結構重い。
そして結構熱い。
P1000444
前の人と2m離れて下さいねと温泉街の方が説明するのだが、山伏とはいえ観光客。
ちょうどお仲間の前を通りかかれば話しもするし、写真も撮る。
すると急にギュッ!と止まり、僕のタイマツが前の人の浴衣にボッ!
と火が付き、大炎上・・・
になりそうなくらいに近づいたりする。
かなり怖い。

しかし、何十人もの方がタイマツを持って、街を練り歩き、徐々に空が暗くなり、周りが真っ暗になるとタイマツの火だけが歩いているように見えて、結構不思議な景色となる。
P1000437

P1000438
火っていうのは怖いけど、なんだか幻想的でキレイだなあ。。。

そうして、終点となる会場に到着すると、山伏5~6人ごとに大きなまだ火のついていないかがり火を囲む。
「ではどうぞ!」
温泉街の方の号令とともにみんながかがり火の新聞に火をつけると、はじめチョロチョロ、しだいにパッパッと火がつき始め、そこかしこのかがり火が燃えだす。
P1000447
すると天狗様を囲んでみんな記念写真タイム。
パシャパシャッ!!

このあと、地元の和太鼓を披露していただく。
僕の地元でも、「天地人」で脚光を浴びている上杉軍中最強と言われる上田衆が打ち鳴らした陣太鼓、今は「御実城太鼓」と呼ばれて、学校や街のイベントでよく聞いて育った。
なんだかそのときのことを思い出すなあ。
ドンドドン!太鼓の音は胸と心に響くよねえ。
P1000451
太鼓が終わると、餅つき大会が始まりましたが、僕ら家族は旅館の夕食で満腹中枢の針が振り切れているので、そちらは辞退してゲタの音を鳴らしながら宿に帰ります。
カラッ!コロッ!

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