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2009年7月17日 (金)

揺れる恐怖

(大井川渓谷ツアーvol.2)

宿に到着し、チェックインをすませた後にひとっ風呂。
この寸又峡温泉のお風呂がいい~湯~♪
お湯がぬるっぬるとして、肌がすっべすべ。
美人の湯だそうです。
その説明書きを見て、お湯を顔に塗り込んでしまうのはなぜだろう?

またこの旅館。
山のそばに建っていて、部屋から山肌が見えるようになっています。
「キキッキキッ!!」
目の前の山肌のところどころで木の枝が揺れる。
目をこらして見ていると、野生のサル!
山奥の奥なだけに自然とも近いんだねえ。
サルが仲間同士でじゃれあってる?のをみていると、なんとシカまで出てきたりする。
寸又峡温泉の自然すごいなり!


そんなこんなでひと休みした後、まだ陽も高いので近くを散策へ。
宿の方曰く、近くに吊橋のある散歩コースがあり、1時間ほどのコースがあるということなので、両親とともに出かけます。
お散歩コースの途中で小さな吊橋がちょこんとあるのを想像してますが、父も同様のようで、父だけ旅館で近場歩き用に貸し出している下駄(ちゃんと木でできているヤツ)で出発。
カラッ!コロッ!カラッ!コロッ!
と乾いた音が散歩道に響き渡る。

道路から見える渓谷。
P1000403
鮮やかな緑のカーテンにスラスラと川を描いたような美しい景色。
なんだか心が洗われるよねえ。

トンネルをくぐると、道が分かれて、次第に坂を下って行きます。
P1000404
そろそろ見えてくる「吊橋」
実を言うと、吊橋って眺めるのは好きだけど、渡るのはあんまり好きじゃござーせん。
どうしてかと言うと・・・「こわいから」
まぁ、まさかね、インディージョーンズの渡るような頼りないツルで作られた吊橋でもなければ、手すりのツルを切ってしまう敵や原住民もいるわけじゃない。
しっかりした揺れないようなものか、数メートルだけのなんちゃって吊橋なんでしょ?きっと。
平気だぜ!へへん♪
そうタカをくくっておりました。。。
 
 
ん?ん?
んんん!?
なんじゃこりゃあ!?coldsweats02
見てわかるでしょうか?
P1000409
足下の足場は狭いし、それも板のみ。
そして、文字通り「頼みの綱」となる手すりは・・・
ワイヤーとは言い難い「ハリガネ」!!ほせーな!!
大丈夫なのかヨッ!?
ふと見ると
「定員は11名」
P1000413
うそこけっ!ハリガネの手すりで11人も乗るかっ!
ひとしきり頭の中でケチをつけまくり、ふと気がつくと、両親は先に渡り始めている・・・
渡らないわけにいかない。。。
渡るしかない。。。

恐る恐る足を踏み出すと、見事な縦揺れ!shock
試しに左右に体重を移動すると、恐怖の横揺れ!shock
怖いものを早く終わらそうと急ぎ足になると、絶叫の激揺れ!shock
コシが引け、重心を落として渡っていると、妻から
「コシが引けてて、かっこ悪い!!ハハッ!!happy01
と、悪態が飛んでくる。
恐怖を感じながらも、その恐怖に勝ってしまう妻への嫌がらせ!
重心を左右上下、揺れに揺れる吊橋ちゃん♪
「キャァーー、ヤメナサイヨッ!!annoy
してやったりとほくそ笑む。happy02が、それもつかの間。
まだ、揺れの残る吊橋にコシを引かし、頼りないハリガネの手すりに頼りきりながら、残りの距離を足を踏み外さないよう必死に渡ります。

渡りきった後に、足場の確かさをありがたいと感じる、この幸福感♪
足場はこうじゃないと!

ん~。。。
渡り終わったが、さてどうするか?
この先の看板で
「この先、急な山道となっております。体力の無い方はおやめ下さい」
そういった内容の看板が置いてある。
後ろを見る。。。
まだ揺れが残る吊橋。。。
自然に足は急な山道へ。

体力のない妻は遅れ気味。
元来が山男の父は下駄ながらも先頭を切って山道を登っていき、すでに独走状態。
結構な山道なのだが、よく下駄でいくな・・・

山道を登り終え、残りはアスファルトで舗装された散歩道を戻るだけ。
ところが、父の下駄が元々かなりすり減っていたせいもあってか、真ん中の鼻緒のところから板が縦に真っ二つに割れている。。。
「歩きにくーーー」
SLでは黒煙を浴び、散歩では下駄が割れ、なんだかんだと小さなバチが当たる父・・・

宿に戻り、また「美人の湯」を身体に塗りつけ1日が終了しました。

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