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2006年9月 4日 (月)

「ふしぎ大陸南極展2006」 国立科学博物館

日本南極観測50周年を記念して、国立科学博物館で
「ふしぎ大陸南極展2006」
やってました。展示期間も残り少ないということで早速行ってみる。

Ts350168
中に入ると、まずは南極の説明。
南極は世界の陸地面積の1/10にあたる1380万k㎡。
大きいということ以外予想つかん。日本の約37倍だそうです。

驚くのが南極大陸を覆う氷!氷の厚さがもっとも厚いところでなんと4776m。
富士山を軽く越えてしまう。地球温暖化で北極と南極の氷が融けると海面が上がって大部分の陸地が埋まるなんてよく聞くが、そりゃ埋まっちゃうよねえ。

そして1部として「探検の時代」。日本が最初に南極探検を始めた頃の展示。
実はこれ(だけ)が見たくて来た。
現在の南極観測船(本当は砕氷船?)の名前が「しらせ」という名前でもわかるとおり、白瀬矗(しらせ のぶ)という人が、日本人として始めて南極探検を行った人。
その人生を紹介していた。
でも白瀬さんも最初から南極を目指していたわけじゃなく、少年時代は学校(当時は寺子屋)の先生から「北極」の話を聞いて、「北極に行きたい!」と思ってたそうです。
しかし、1909年にアメリカの探検家ピアリーが北極点踏破成功でショックを受け、目的を北極から南極に180度転換・・・
面白かったのが寺子屋の先生に「探検家になるためにはどうすればいいの?」と聞いたとき(当時11歳)、先生が白瀬少年に5つの戒めを与えた
1.酒を飲まない
2.煙草を喫わない
3.茶を飲まない
4.湯を飲まない
5.寒中でも火にあたらない
これを死ぬまで守ったそうです。先生も探検家じゃないし、当時は考えて言ったんだろうけど・・・今聞いても、もうちょっといいこと言えばいいのに。。。
そしてそれを一生守ってしまう素直さ。。。

今まで白瀬さんが南極点踏破をしたものとばっかり思ってましたが、実は白瀬さんは南極点踏破できず。。。
一度南極近海まで行くも厚い氷に阻まれオーストラリアに停泊、そのご再トライして南極到達。
それでも南極の厳しさに南極点到達はできず。途中で力尽き、周辺一帯の大雪原を「大和雪原(やまとゆきはら)」と命名(1912年)。日の丸とそれを囲む数人が頭をたれて、本当に残念そうに肩を落としている写真がすごい悲しい。
おまけに後の地図では南極大陸ではなく、南極大陸につながる棚氷であったことが判明。さらにかわいそう。。。

だけど、ちょっと前に南極点を踏破したアムンゼン隊は無事生還したが、そのすぐ後に同じく南極点を踏破したスコット隊は全員遭難死したことを考えるとどんなに辛いことだったかがわかる。
※ちなみに日本の南極点到達は1968年、56年間をかけて到達にこぎつけている。

しかし、白瀬さんが南極に向かった船。これが漁船を改造した船で僕からしたら到底南極という未開の地へ向かうような船とは思えない。これでよく南極までたどり着けたものだと感心する。
Ts350176
写真、右が初代南極観測船「宗谷」、その奥にかろうじて見える小さな船が白瀬さんが南極へ行った「開南丸」。
宗谷でさえ、帰り道に氷に閉じ込められ、他国の船に助けられて帰ってきたというから、本当にすごい。
現在の観測船「しらせ」は観測船としては3代目。
しかし、もう寿命で現在新しい船を建設中?計画中?だとか。
でも予算がつかなくて、なかなか難しいらしい。

素朴な疑問で飛行機でいっちゃえばいいのに。
って思いません?僕は思いました。
そうしたら、現在の昭和基地は南極大陸でも離島みたいなところにあり、長い滑走路が建設できないんだそうです。そのため、飛行機は使えず船でしかいけないらしい。
最初の陣地取り?みたいなもので世界の勢力に負けたのかなあ。
どうしてなのかはよくわかりませんでした。

そのあとは南極観測の様子が展示されている。
第1次南極観測隊で活躍した映画「南極物語」の「タロ」と「ジロ」の剥製が展示されていた。
Ts350174
かわいそうな物語だよなあ。
しかし、そのすぐあとに展示されているのが・・・
Ts350175
そう、その2頭の骨。。。この展示の仕方はちょっとおかしくないか?悲しすぎるんだけど・・・

その後は南極観測の様子の展示。
昭和基地や南極の様子が紹介されていた。
南極での防寒具を着てみたり
Ts350180
昭和基地の住居はミサワホームが作っていたのが「へー、へー」でした。

南極の氷にも触って・・・冷たい。。。
海の中の氷なのにしょっぱくないのが不思議・・・
Ts350183
人だかりができてたけど・・・みんな普通の氷ですよー。月の石と同じようなものですよー。でも・・・欲しいなあ。
焼酎にこの氷を浮かべて飲んだら・・・いかんいかん。どうもそっちに気が行ってしまう。。。

外に大きなコンテナの中で南極を再現したものがあり、それにも行ってみる。
何度なのかを聞くと「-5℃」
「・・・え?そんなにあったかいの?」
高校時代、乳製品の会社のバイトでアイスクリームの保管庫で整理作業とかしていて、その保冷庫の温度が-20℃くらい。もっと-40℃とかを想像してたのに。
中はひんやりと気持ちがいい。が、-5℃ということもあって、家族連れ2組、ガキンチョ3~4人ずつ。様子を見るとずーっと長い間、入っているようだ。狭いので他の人が窮屈にすれ違う、すごい邪魔。お母さん、子供も大事だけど、周りの迷惑も考えなさいよ。

なんか冥王星の話題もあって、宇宙ばかりに目が行くけど、地球も不思議いっぱいだよなあ。と再認識。楽しかった。
ちなみにこの「ふしぎ大陸南極展2006」は、もう終わっています。。。

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コメント

Gショック持ってる。買ってもらった。
ふしぎ大陸南極展の寒さはソフトすぎるよー。
冷蔵庫レベル。
人が出入りしてるからひんやりという程度・・・
アイス倉庫の中で1時間も整理してごらん?
入る前に髪が濡れていると出たときにピキンピキンに氷りまっせ。

投稿: でるねぐろ | 2006年9月 7日 (木) 午前 11時46分

「ふしぎ大陸南極展2006」の南極の寒さは,やはりソフトにしてあるらしい。
記念品はいろいろあったよ。
Gショック・チョロQ・タオル・Tシャツ・キャップ・タンブラー等々。
数が限られてたけどね。

投稿: (≧-≦) | 2006年9月 7日 (木) 午前 10時34分

(≧-≦) さん
氷が融けるときに「ピキッ、ピキッ」って音がするんでしょう?テレビで見た。その中に詰まってる空気は数百年、数千年、数万年?前の空気らしいよね。神秘的。飲みたい・・じゃなくて、体験したい。
身体を鍛えればタロ・ジロのように樺太犬として観測隊に入れるんじゃないかなあ?
「第48次日本南極地域観測隊記念品」って、ボールペンですか???

投稿: でるねぐろ | 2006年9月 6日 (水) 午前 11時49分

南極の氷で飲むと,透明の氷から閉じこめられていた空気が弾ける音がしていつもの飲み物もなんだか違う雰囲気になるよ。
南極の寒さを体験したいんだけど,未だ機会に恵まれず。
「第48次日本南極地域観測隊記念品」とか欲しい?

投稿: (≧-≦) | 2006年9月 6日 (水) 午前 10時54分

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