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2006年8月16日 (水)

「サントリー天然水白州工場(白州蒸溜所)」 (山梨県北杜市白州町)

コンビニなんかでよく見かけるミネラルウォーター。
「六甲のおいしい水」とか「森の水だより」とか。
あぁいうのは、ブランド名だとばかり思ってました。

遊びに行ったところの近くにサントリーの「南アルプス天然水」の工場があると聞いて向かってみました。ここにはサントリーウイスキーの工場もあるらしく、ワインに引き続き、ウイスキーの試飲もできるかも。

宿に置いてあったパンフレットを見ると営業時間は9:30から。
宿を9時過ぎに出発し、ちょうど9:30の3分前くらいに駐車場近くにきました。
ちょっと早いかなあ?
と駐車場を目の前にして躊躇していると駐車場の係員がちょいちょいと案内の棒で誘導する。案内されるがままに駐車場につくと・・・えっ、結構いるじゃない。
広い駐車場が半分とまではいかないが結構埋まってます。
そして受付のような場所には人だかり。


やばい出遅れた!

急いで車を出て受付へ。
紙に住所氏名等を記入して出すと、係員のおねえさんが
「ドライバーの方はいらっしゃいますかー?」
はいと返事をすると、シールを渡される。
見ると「私はドライバーです」と書いてある。。。
このシールを貼っている人にはウイスキーの試飲はさせてくれないらしい。
Ts350055

チッ。ちょっとくらい・・・と思っているとウイスキーはあまり飲まない妻が自分につけてくれた。ありがとう!でも僕も日頃ウイスキーってほとんど飲まないんだよなー。

資料館等は自由に見学できるほか、ガイドツアーのコースがいくつかあり、それに参加することで工場見学もできる。ガイドツアーには、天然水ガイドツアー、ウイスキーガイドツアー、ウイスキー&天然水ガイドツアーなど他にも工場内がバードサンクチュアリ(鳥の保護区)で、そういうツアーもある。
既に初回のガイドツアー(1日に数十分おきに数回ある)は予約で埋まっているものさえあり、かなりの盛況ぶり。

当初はウイスキー&天然水ガイドツアーにしようかと思っていたが、2人ともウイスキーをあまり飲まないし、ドライバーは飲ませてもらえないので(あたりまえだが)天然水ガイドツアーを選択した。(後にこの選択が凶と出る・・・)

ガイドツアー開始の時刻になるとバラバラと人が集まってきて、あっという間に30人近くの集まりができた。
ガイドのおねえさんが諸説明をして出発。
ダラダラと歩いていくのかと思いきや、バスが用意してあって、バスでの移動となった。
入場料もほとんどのガイドツアーも無料なのにバスまで。。。さすがサントリーだなあ。
バスに乗るといかにも路線バスという感じの内装・・・というか山梨交通の路線バスを貸しきったらしい。

工場に到着して、生産ラインの見学。
ペットボトルを整形・洗浄して、水が注がれ、ラベルを張り、不備が無いかどうか適量かどうかの検査、箱詰め。ほとんど全部といっていい作業が機械によって行われている。
特に別途ボトルを整形・洗浄して水が注がれるラインは完全な無菌状態で行われ、ラインが稼動しているときは人も入れず、メンテナンスのときのみしか入れないのだそうだ。
またこの空間のホコリは通常の人間界の空気とは比べものにならないほど少なくというか、ほとんどない状態らしい。

この工場のある山、甲斐駒ヶ岳は、表面を花崗岩層におおわれていて、花崗岩に多く含まれる水晶(石英)によってゆっくり濾されて、この工場の井戸でくみ上げられる。
その様子も模型などでわかりやすく説明してくれる。

しかし、ものすごい速さでドンドン箱詰めされていくが、日本中でこんなに消費しているってことなんだろうなあ。信じられない・・・
そしてこれだけの量の水がドンドン汲み上げられてるんでしょ?
自然ってすごいや。

またもやバスで移動して別の建物に。
中に入ると席が用意されていて、「南アルプス天然水」のペットボトルとフランスの「ヴィッテル」というミネラルウォーターがグラスに注がれてセッティングされている。ちなみになぜかおつまみ付き。
「南アルプス天然水」の味を理解するために、比較してみようというわけだ。
Ts350045

まずは「ヴィッテル」。うーん。。。なんか重い感じの飲み口。あんまり冷えてないせいもあるけど。いつも飲んでいる水と比べるとちょっと「とろみ」がある感じもする。
今度は「南アルプス天然水」。こっちは冷えてて気持ちいい。
さっぱりと軽い飲み口。よく購入するミネラルウォーターという感じだ。
ガイドのおねえさんが、
「違いがわかりましたか」
という問いに誰も手を上げない。手を上げて違いを説明して下さいと言われたら面倒だもんねえ。自慢げにこうです!って発表して、おねえさんにそう感じますか?なんて否定的に言われた恥ずかしくて家に帰れない。

でも、おねえさんからの比較の説明も僕が感じたのと同じだった。
重く感じるその違いは、「水の硬度」によるものらしい。
調べたところ、水の硬度というのは、水に含まれるカルシウムやマグネシウムの量から算出される。
いわゆる「ミネラル」と呼ばれるもの。
この「ミネラル」の含有量によって硬度が決まり、硬度100以下が「軟水」、100~300が「中硬水」、300以上が「硬水」となる。

ちなみに「ヴィッテル」の硬度は300でバリバリの「硬水」。
対する「南アルプス天然水」は硬度30で、軟水中の軟水というわけだ。
日本のミネラルウォーターはほぼ軟水ばかりらしい。
ということは日本の天然水にはミネラルが少ないということになる。

おねえさんもどっちの水が良い悪いではなく、お茶やコーヒーを作ったり、水割りを作るのなんかには「軟水」がいいと思うし、スポーツなどで発汗してミネラルを補給するために飲むなら「硬水」と使い分けをするのがいいのじゃないでしょうかと言っている。

ここでなんと「ウイスキーの水割り」と「なっちゃん」も提供される。
お!結構さっぱりとしてうまいじゃん。もちろんウイスキーの水割りです。
クセがなくて飲みやすい。こういうウイスキーなら晩酌にもいいなあ。
ちなみにこのウイスキーはある「こだわり」によって作ったそうです。
どんな「こだわり」でしょう?
Ts350046

まずは「ハーフロック」というスタイル。ウイスキーと水の割合が「1:1」。これはウイスキーの香りと味を引き出す割合なんだそうです。
そういえば「美味しんぼ」というマンガでウイスキーの話があったときも、「1:1」が味と香りを楽しむには一番だと書いてあった気がする。ただ「美味しんぼ」ではロックではなく常温でそのまま飲んでたと思うけど。
そして、もう一つの「こだわり」。このウイスキーはもちろんこの南アルプスの水で仕込まれています。そしてこの割る水も「南アルプス天然水」。カチ割りの氷も「南アルプス天然水」。全て同じ水であるため、それぞれの相性がいいというわけです。
確かに日頃ウイスキーを飲まない僕も美味しく飲めるもんなー。

最後に、「南アルプス天然水」は、この「甲斐駒ケ岳」で採水したものを、そのままパックしたものが売られているので、コンビニなどの店頭で買って飲むさいには、この周りの自然をぜひ思い出して下さいとのことでした。
ブランド名だとばっかり思ってたけど、採水地でくんだままの水を味わってたんだなあ。

試飲会場を出て、ガイドツアーの受付の横で記念品を渡しているのを発見!
そういえば宿から持ってきたパンフレットに「記念品交換券」がついてたなあ。
妻がヒョコヒョコっと交換しているところを見てきて、ステキなグラスをもらっていたよ!と。
だが、パンフレットは車の中に置いてきてしまった。往復で10分はかかってしまう。
正直めんどくさいが・・・仕方なく車に戻ってパンフレットを取ってくる。
そして妻が嬉しそうに記念品交換の場所でパンフレットを差し出して、もらった物は・・・「小さな色鉛筆」。。。妻の時間が止まる・・・
どうやら、参加したガイドツアーによってもらえる景品が違うらしい。僕らが参加したのは「天然水ガイドツアー」。きっと「ウイスキーガイドツアー」ならもらえたのかもね。
「ウイスキーガイドツアーに参加すればよかった」とガックリする妻。

気落ちしている妻を励まし、せっかくだからとウイスキーと、ウイスキー樽で寝かしたという梅酒を購入して帰ります。

さあ、美味しいものでも食べて帰ろう。

「サントリー天然水白州工場(白州蒸溜所)」
住所:山梨県北杜市白州町鳥原2913-1
電話:0551-35-2211
時間:9:30~18:00(季節によって変更あり)
休日:年末年始(臨時休業あり)
HP:http://www.suntory.co.jp/water/factory/hakushu/index.html
地図:http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E138.18.13.7N35.49.25.4&ZM=9

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