« 沖縄物産展 ~東京駅構内~ | トップページ | やきとん 秋元屋 Part2 (東京都中野区野方) »

2006年2月 2日 (木)

居酒屋 「大はし」 (東京都足立区千住)

日頃愛読している居酒屋を紹介しているホームページで、それぞれの地域で昔からその地域で愛されている超有名店というのがある。
北千住でいうと、それがここ「大はし」だ。

こぎれな外観からは想像できないが、後から調べたところ、明治10年創業というかなり古い居酒屋なんだそうだ。
寒い寒いを連発しながら連れと暖簾をくぐると、いかにも居酒屋という景色が。いいねえ。カウンターの広さがなんとも言えない。

冷えた身体を温めるために、とりあえず「熱燗(320円)下さい」
「アイヨッ!」
とびっくりするぐらいの威勢のよさ。
間髪いれずにシュポッ!と目の前に、栓を抜かれ、受皿におかれた熱燗のビン(山形正宗:1合)が・・・
すげー!どっからビンが、栓抜きが、受皿が出てきたのかわからなかった。。。マジックみたいだ。
手練の早業とはこのことですねえ。。。かっこいい。

まずは「にこごり」。
06-01-23_18-17
ゼラチン部分のプルプル。プチプチ表面の肌色はたらこだ。
味もいいけど、食感がいい。熱燗でよかったー、うまいよ。

そしてなんといっても、この店の名物、「肉とうふ(320円)」を注文。
創業当時、千住大橋のたもとにあったので、「大はし」と名づけたそうだが、「名物にうまいものあり北千住 牛のにこみでわたる大橋」と、画家の伊藤晴雨という人が歌ったというくらいの名物。
東京3大煮込みのひとつといわれているらしい。他の2つはどこなんだろう?
カウンターの中に大きな中華鍋みたいなものがあって、その中に大量の豆腐と肉が煮込まれてる。
06-01-23_18-18
うーん。煮込まれた絹ごし豆腐?(すごい滑らか)がフルフルと崩れて、味の詰まった肉を噛むと肉汁とツユがジュワッ・・・
うめえ!酒が進まないわけがない。
木綿豆腐じゃこの味はでないだろうなあ。

ここで店内も混んできて、カウンター奥側に1つずつ席を移動した。
常連さん達はみんな焼酎をボトルで頼んでいる。
前に、野方の「秋元屋」で飲んだことがある、三重の焼酎「亀甲宮」(通称キンミヤ)だ。
飲みやすくて、いいのだけど・・・ちょっと怖い(以前の記事でエピソード紹介・・・)・・・でも、やっぱり郷に入っては郷に従う。
06-01-23_18-30
頼んじゃった、キンミヤ(1,250円氷や梅シロップ無料)梅シロップは無料)。

移動して隣になったおじさんが飲み方を教えてくれた。
まずはグラスに氷を入れる。キンミヤを適量、そこに炭酸をいれて、梅シロップをサーッと少しだけ注ぐ。
他のみんなはそうしているが、おじさん流はそこにレモンを絞る。
こうすると飲みやすくて、いくらでも飲めるらしい。
そして・・・うまい。さっぱり、すっきりで飲みやすくて、いくらでも飲めそうだ・・・
いや、こりゃ明日は大丈夫だろうか。

おじさんとお話をしていると、この店は2,3年前に復活したのだそうだ。
確かに明治10年創業にしては、見た目がきれいだったもんねえ。
でもその頃の名残りとして、調理場とカウンター内を仕切っている、やはりカウンターみたいなものがあるのだけど、それは前のときのをそのまま使っているだそうだ。年季の入った木、ガラスを見るだけでもそうとわかる。

それにしても、このおじさんも僕らが隣に座るまでは静かにしてたし、他のお客さんもそうだけど、飲むこと自体を味わってるって感じの人が結構多い。もちろん、テーブル席には、一生懸命に話をしている人たちもいるし、それぞれが、それぞれの楽しみ方をしている酒場だ。

060123_183000

06-01-23_18-44

「かきす」「鮭の軟骨漬」
かきすはどうもメニューで見つけると頼んでしまう。
珍しいのが鮭の軟骨。新潟なんかだとよく食べられているが、こっちで見たのは初めて。
実際、東京出身の連れは初めてだそうだ。
軟骨といっても、骨と骨の間を埋めている軟骨じゃなく、頭の骨だ。
それを薄く切って、酢でつける。
これがコリコリッとうまいんだよねえ。
小さい頃は食べれなかったけど、歳をとるにつれて、こういうのが美味しくなってくるんだから人間って不思議だ。

いろいろ飲み方やらを教えてくれたおじさんは帰宅。
もう少しお酒を楽しんでいると、隣に女性2人組が。
最初はもう少しこっちまで、お皿をおいていいですよーみたいな陣地の話?してたらいつの間にか4人で盛り上がって、その後2次会まで行ってしまった。
こういう、誰とでも歳も関係なく受け入れてくれる居酒屋っていいなあ。

また、いい酒屋を見つけてしまった。


「大はし」
場所:東京都足立区千住3-46
電話:03-3881-6050
時間:16:30~22:30
休日:日曜日

|

« 沖縄物産展 ~東京駅構内~ | トップページ | やきとん 秋元屋 Part2 (東京都中野区野方) »

コメント

くぅ。。。
そこも礼賛に載ってた店でしたよね。
いいなぁ。
いい店は必ずうまい煮込みがある。。。

投稿: でるねぐろ | 2006年2月 8日 (水) 午後 05時38分

森下なんて、そうそういかないからねえ・・・

来週の金曜日は、住吉でライブがあるので、山城屋酒場に行ってきます。
ここも、いいよーーー

投稿: にっく郎 | 2006年2月 8日 (水) 午後 03時55分

にっく郎へ
月島の岸田屋といえば煮込みが有名だよねえ。森下の山利喜は初めて聞いた。
行ってみたい。行ってみたい。。。

投稿: でるねぐろ | 2006年2月 7日 (火) 午前 10時35分

あとの2つは、月島の岸田屋、森下の山利喜ですな。全部、行ったことないけど・・・

投稿: にっく郎 | 2006年2月 6日 (月) 午前 09時04分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/85557/8458084

この記事へのトラックバック一覧です: 居酒屋 「大はし」 (東京都足立区千住):

« 沖縄物産展 ~東京駅構内~ | トップページ | やきとん 秋元屋 Part2 (東京都中野区野方) »